プログラミング参考書 なっとく!アルゴリズム
今回は「なっとく!アルゴリズム」という本を読んでみました。
対象者
この本はプログラミングの基礎を終えた方が対象です。(出来ればpython)
又、アルゴリズムを学んだことのない方におすすめです。
内容
本のタイトルにもあるように、アルゴリズムを扱っています。
アルゴリズムとは簡単に言うと「物事のやり方」と思っていただいて大丈夫です。
つまり、やり方を工夫して最適な方法を見つけようというものです。
例えば、経路探索やソートの仕方、動的計画法など・・・
又、この本はプログラムがぎっしり書かれていてそれを説明すると言った部類のものよりも
アルゴリズムそのものの説明に比重を置いています。
微妙なポイント
この本は文中の説明に即して、部分的にソースコードが書かれています。
文章で説明するのは難しいので、
以下の例で説明します。
「xを入れたら+1して返す関数があるんですよ」
「xを入れたら-1して返す関数があるんですよ」
「ぜひみなさんも以下のコードを実行してみてください」
みたいな・・・
「いや、全部繋げたコードを書いてくれ・・・」
文中の説明で部分部分を抜き出すのはいいんですけど、
最後にまとめておいて欲しかったと感じました。
いいポイント
この本のいいポイントは難しい内容や頭の中で整理しずらい内容に触れる際に、
具体例をいくつか提示してくれている所とイラストが豊富な所です。
読み進め方
この本は先述したとおり、文中の説明に即して部分的にソースコードが書かれているので
実際にプログラムを書きながら理解していくことが他の本と比べて少し手間がかかります。
「そんなの面倒だ!」と思っていらっしゃる方に関しては、
この本はアルゴリズムな内容だけを理解するための本と割り切って、
読み物として扱うのも悪くないかもしれません。